【書籍紹介】デッサン初心者にまずすすめたい一冊 ― 見る力 × 構造で描く力を育てる「なるほどデッサン」 ―

みるみる上達するコツ教えます なるほどデッサン|書籍紹介|アイキャッチ画像 画材 (Art Materials)
画材 (Art Materials)
みるみる上達するコツ教えます なるほどデッサンの書籍画像

今回ご紹介するのは
みるみる上達するコツ教えます なるほどデッサン
著:白井岳志

デッサン初心者の方に、絵画教室ロクとしてまずおすすめしたい一冊です。


絵画教室ロクが大切にしていること

絵画教室ロクでは、

見る力 × 構造で描く力

この両方をとても大切にしています。

「よく見て描きましょう」という言葉はよく聞きます。
確かに、観察力はデッサンの土台です。

しかし実際のレッスンでは、こうした悩みが多く見られます。

  • 箱が歪む
  • 円柱が長細い
  • 楕円が不安定になる
  • パースが合わない
  • 陰影が平面的になる

これは観察不足というより、

立体の構造が理解できていない状態で起こることが多いのです。

見る力だけでは安定しない。
構造だけでも生きた絵にならない。

その両方を結びつけることが、上達の近道だと考えています。

鉛筆デッサンの画像

この本が優れている理由

本書はまさに、

見る力 × 構造で描く力

を分かりやすく橋渡ししてくれる一冊です。

扱われている内容は、

  • 立方体の構造
  • 円柱の成り立ち
  • パースによる見え方
  • 楕円の仕組み
  • 陰影の原理
  • 比率の整え方

どれも初心者が必ずつまずくポイントです。

それを難解な理論ではなく、
「なるほど」と腑に落ちる形で整理しています。


Amazonレビューでも高評価

レビューでは、

  • 「箱が描けるようになった」
  • 「半日で円柱のロジックが理解できた」
  • 「パースの勘所がつかめる」
  • 「初心者や学生向き」

といった声が多く見られます。

一方で、

  • 内容はコンパクト
  • ある程度描ける人には復習的
  • 質感表現は少なめ

という意見もあります。

しかしこれは、

要点を明確に絞っているからこそとも言えます。


特に秀逸だと感じる点

コーラの鉛筆デッサンの画像

■ 立方体と円柱を徹底している

すべての立体は、
立方体と円柱の応用です。

この土台が整うと、
人物も静物も風景も安定します。


■ 楕円の説明が明快

多くの方が苦手とする楕円。

なぜ歪むのか。
どう見えるのか。

構造から理解できる説明は、とても実践的です。


■ パースを「描くため」に整理している

厳密な専門理論書のように難しくするのではなく、

描くためのポイントに絞っています。

初心者にとって、この距離感は非常に大切です。


人物画を中心に描きたい方へ

人体比率にも触れていますが、
人物専門書ではありません。

人物デッサンを深く学びたい方は、
専用書籍を併用すると良いでしょう。


質感表現について

金属・ガラス・布などの質感は
深くは扱われていません。

本書はあくまで、

形と構造を整えるための本です。

質感はその土台が整ってから磨いていくものだと、
絵画教室ロクでも考えています。


絵画教室ロクとしての結論

デッサン初心者にとって最も重要なのは、

✔ 正しく形をとらえること
✔ 立体を理解すること

つまり、

見る力 × 構造で描く力

この土台が整うと、
描くことそのものが楽しくなります。

レビューにもあるように、

「箱が描けた」

この体験は、
大きな自信になります。


こんな方におすすめ

  • デッサンを始めたばかりの方
  • 独学で伸び悩んでいる方
  • パースや楕円が苦手な方
  • のっぺりした絵になる方
  • 受験デッサンの基礎を固めたい方
みるみる上達するコツ教えます なるほどデッサンの書籍画像

まとめ

デッサンは感覚だけでは安定しません。
構造理解だけでも、生きた絵にはなりません。

両方がそろって、初めて安定します。

その第一歩として、
非常に優れた一冊です。



絵画教室ロクについて
鉛筆デッサンの基礎技術をしっかり学びたい方は、近鉄大阪線「赤目口駅」から徒歩4分の絵画教室ロクもおすすめです。
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