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アクリル画を始めるなら
何が必要?
講師おすすめ画材と
参考書を徹底紹介
美術教師歴20年の講師が、教室で実際に使っている道具を厳選してご紹介します。
「アクリル絵の具って何が必要なの?」「どの筆を買えばいいかわからない」——そんな声を、体験レッスンでもよく聞きます。
アクリル画は、水彩のような透明感も油絵のような重厚さも表現できる、とても自由な画材です。乾きが早く、後から重ね塗りできるので、失敗しても直しやすい。実は初心者にこそ向いている画材なんです。
このページでは、絵画教室ロクで実際に使用・推薦している画材と参考書籍を、美術教師歴20年の講師がわかりやすく解説します。
- アクリル絵の具を初めて買おうとしている
- 絵を描くのが久しぶりで何から揃えるか迷っている
- 子どもといっしょにアクリル画を楽しみたい
- 独学でアクリル画を学びたい・技法書を探している
- 今の道具をプロ仕様にグレードアップしたい
アクリル画が初心者におすすめな理由
「油絵は難しそう」「水彩は薄くなってしまう」という方に、アクリル画をおすすめする理由は大きく4つあります。
絵画教室ロクの体験レッスンでは、最初にアクリル絵の具(ウェットオンウェット)を体験していただいています。初めての方でも「こんなに自由に描けるんだ!」と驚かれることが多く、アクリル画の懐の深さを感じてもらえる画材だと実感しています。
参考書籍:『絵画の教科書 アクリル画編』
アクリル画の技法書は油彩に比べて種類が少ないのが現状です。その中で、絵画教室ロクが参考にしている一冊を紹介します。
— 明暗法によるアクリル画技法書
下地づくりから明暗法、筆とペインティングナイフの使い方、色の混色まで、アクリル画に必要な知識が1冊にまとまった実用書です。
- 8種類の下地技法(たらし込み・モデリング・コラージュ など)を写真付きで解説
- 筆の基本ストローク7例・ペインティングナイフ7例を図解
- グリザイユ技法・カマイユ技法など巨匠の明暗法も収録
- 静物画・人物画の描き方を基礎〜応用まで段階的に学べる
- 絵の基礎となる明暗法・モチーフの測り方も掲載 → 絵画自体が初心者の方にも対応
当教室では、アクリル画を描く受講生への説明に実際に活用しています。技法の具体的なやり方の説明だけでなく、アクリル以外の絵の基礎知識もしっかり収録されているので、絵を始めたばかりの方にも安心してすすめられる1冊です。
Amazonレビューから見える「この本の特徴」
購入者レビューを参考にすると、この書籍の長所と注意点がよくわかります。
「アクリル絵の具だからこそ下地が重要。それ以外にも明暗法などの基本がよくわかり非常にお得」
「道具の選び方・筆の使い方・対象の測り方など、実力に応じて参考になる。アクリル画を習う機会がある方は持っていれば何度も読み返せる」
「初心者向けというより、ある程度描ける方が深みを増すための本。技法の細かい説明は少なめで、教室で使いこなしてこそ理解が深まる内容」
※ レビューから見えるように、この書籍は「ある程度描きながら使い込む」タイプの技法書です。独学での理解が難しい場合は、教室でいっしょに活用することをおすすめしています。
■ 書籍
絵画の教科書 アクリル画編: 明暗法によるアクリル画技法書
アクリリックカラー(絵の具)
アクリル絵の具には「フルイド(液状)」「ソフトボディ」「ヘビーボディ」など粘度の種類があります。描き心地や仕上がりが変わるので、自分のスタイルに合わせて選びましょう。
■ アクリリックカラー【ヘビーボディ】
ホルベイン アクリリック カラー[ヘビーボディ]AU995 20ml 24色セット
筆の選び方と講師おすすめ
アクリル画の筆は、大きく「柔らかい毛(ナイロン・合成毛)」と「硬い毛(豚毛)」に分かれます。用途によって使い分けるのがポイントです。
アクリル絵の具は乾くと固まるため、ナイロン毛の筆は乾燥前に必ず水洗いしてください。豚毛の筆は力強いタッチを生かした下塗りや粗い描写向けです。どちらも使い方を知れば、表現の幅がぐっと広がります。
① セット筆(まず1本ずつ試したい方に)
■ 筆
ホルベイン 画筆セット〔8〕 アクリル用筆 5本組 130318
② パラリセーブル 250F シリーズ(ナイロン混合・しなやかな描き心地)
コシとしなやかさを兼ね備えたナイロン混合毛。細かい描写から広い面積まで対応できる、使いやすさが特徴の筆です。
ホルベイン 油彩/アクリル用画筆 パラリセーブル 250F フィルバート 14号
ホルベイン 油彩/アクリル用画筆 パラリセーブル 250F フィルバート 10号
ホルベイン 油彩/アクリル用画筆 パラリセーブル 250R ラウンド 2号
ホルベイン 油彩/アクリル用画筆 パラリセーブル 250R ラウンド 0号
③ EL-f/EL-r シリーズ(豚毛・力強いタッチ向け)
豚毛の硬さを生かして、ダイナミックなタッチや下地の荒々しさを表現したいときに活躍します。絵の具をしっかり乗せたい描写にも向いています。
ホルベイン 油彩画筆 EL-f(豚毛)フィルバート 16号
ホルベイン 油彩画筆 EL-f(豚毛)フィルバート 10号
ホルベイン 油彩画筆 EL-r(豚毛)ラウンド 10号
HOLBEIN ホルベイン 油彩筆 EL-r ラウンド 6号
HOLBEIN ホルベイン 油彩筆 EL-r ラウンド 4号
HOLBEIN ホルベイン 油彩筆 EL-r ラウンド 2号
ペインティングナイフ
筆では出せない独特のテクスチャや線を作れるのがペインティングナイフの魅力です。絵の具をぐいっと広げたり、引っ掻いて模様を入れたりと、アクリル画らしい豊かな表情が生まれます。
■ ペインティングナイフ
ホルベイン Sペインティングナイフ No.40
NUOLUX パレットナイフ ペインティングナイフ 14本入り スパチュラナイフ
その他の必需品
刷毛(下地塗りに)
キャンバスや画用紙にジェッソ(地塗り剤)を塗るときに使う大きめの刷毛です。均一な下地は仕上がりに大きく影響します。
■ 刷毛
レッドライン 刷毛 6701 モトラー フラット 2号
ペーパーパレット
アクリル絵の具はプラスチックや陶器のパレットに乾くとこびりつきます。使い捨てのペーパーパレットなら後片づけが格段に楽です。
■ ペーパーパレット
ホルベイン ペーパーパレット Sサイズ×2冊セット
キャンバス
アクリル画には張りキャンバスが一般的です。F号(縦長)やM号(横長)など用途に応じて選びます。F20は大きめの作品に、F6やF8は入門向けのサイズ感です。
■ キャンバス
HANSILK キャンバス 張りキャンバス F20 2枚セット(油彩・アクリル兼用)
木炭・練り消しゴム(下描き・デッサンに)
アクリル画の下描きには鉛筆より木炭が向いています。後から消しやすく、絵の具に干渉しにくいのが理由です。練り消しゴムはデッサン・木炭のどちらにも使えます。
■ 木炭
ホルベイン 素描木炭 ヤナギ炭 A(太・2本入)
■ 練り消しゴム
ホルベイン 練りゴム No.3
フィキサチフ(定着液)
デッサンや木炭スケッチの上から吹きかけることで、粉落ちを防いで定着させます。アクリル絵の具との組み合わせ時にも役立ちます。
■ フィキサチフ
ホルベイン O620 ハンディフィキサチフ(定着液) 100ml
メディウム類(下地・質感をコントロールする)
メディウムとは、絵の具に混ぜたり下地として使ったりする補助材料のことです。アクリル画の大きな特徴のひとつで、これを使いこなすことで表現の幅が飛躍的に広がります。
メディウムは最初から全部揃える必要はありません。まずはジェッソ(地塗り材)だけ用意して、慣れてきたらジェルメディウムやモデリングペーストを試してみてください。使い方を教室でいっしょに確認しながら習得することで、本来の効果を実感しやすくなります。
ジェッソ(地塗り材)
キャンバスや厚紙に塗ることで、絵の具の定着をよくする下地材。白色タイプが基本で、カラージェッソを使えば有色の下地が作れます。
■ カラージェッソ
ホルベイン アクリリックメディウム AM462 900ml ジェッソ M(白色・標準粒子)
ホルベイン カラージェッソ CG651 900ml カーマイン
ホルベイン カラージェッソ CG656 900ml レモンイエロー
ホルベイン カラージェッソ CG663 900ml セルリアンブルーヒュー
ホルベイン カラージェッソ CG653 900ml ジョーンブリヤン
ホルベイン カラージェッソ CG669 900ml グレイV-7
ホルベイン カラージェッソ CG654 900ml イエロー
ホルベイン カラージェッソ A657 300ml ライトグリーン
ホルベイン カラージェッソ CG655 900ml イエローオーカー
ジェルメディウム(透明感・光沢・艶消しコントロール)
絵の具に混ぜることで透明度や艶感を調整します。グレージング技法で重ねると、絵の奥行き感がぐっと増します。
ホルベイン アクリリックメディウム AM481 900ml ジェルメディウム(光沢)
ホルベイン アクリリックメディウム AM483 900ml ジェルメディウムマット(艶消し)
モデリングペースト(盛り上げ・マチエール)
絵の具ではなく彫刻用のような素材感を加えたいときに使います。盛り上げたり、ひっかいてテクスチャを作ったり、アクリル画ならではの立体的な表現が可能です。
ホルベイン アクリリックメディウム AM471 900ml モデリングペースト(灰白色盛り上げ材)
まとめ:最初に揃えるものチェックリスト
初めてアクリル画を始める方が「まず揃えるべきもの」を絞り込みました。いきなり全部買う必要はありません。少しずつ揃えながら描き続けることが大切です。
- アクリリックカラー 24色セット
- 画筆セット(5本組)
- フィルバート 10号(単品)
- ペインティングナイフ 1本
- ペーパーパレット
- ジェッソ(白・地塗り用)
- 張りキャンバス(F6〜F10)
- 刷毛(地塗り用)
- 木炭 or 鉛筆(下描き用)
- 練り消しゴム
「どれを先に買えばいいかわからない」「教室でも使える画材を揃えたい」という方は、体験レッスンにいらしていただければ実際に使いながらご相談できます。お気軽にどうぞ。
アクリル画を試してみませんか?
体験レッスン(2,000円)では、アクリル絵の具を使ったウェットオンウェット技法を実際に体験いただけます。道具はすべて教室でご用意しますので、手ぶらでお越しください。
対象:年中〜大人まで/初心者歓迎





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