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いま、ここに。
日々の出来事や季節の風景、絵に関する考えなど、さまざまなことを取り上げる講師コラムです。
教室環境の修繕とシステムの構築

絵画教室ロクの玄関の引き戸の鍵は、もともととても鍵を掛けにくく、開けにくかった。
1回で鍵がかかることはなかった。
鍵を回して様子を伺いながら扉もガタガタと動かす必要があった。
2年前に引っ越してきてすぐに気になった箇所でもある。
ガタガタ、カチャカチャ・・・
それを、出入りするたびに行う。
それが日常になってきたつい先日、等々壊れてしまった。
勝手口から入って事なきを得たが、
引越し当初、大家から「勝手口の鍵がないんです。」と聞かされていた。
それでは、困るなと思い、教室立ち上げ時期でお金がない中、痛む胸をさすりながらホームセンターで鍵付きのドアノブを購入し、取り換えた。
それをやっていなかったら今回家に入れなかったことになる。
とにかく、玄関の鍵の修理を検討する。
業者に頼むか・・・・
と、思ったが、すぐに自分でやることにする。
1円でも安く済ませるためだ。
適当なカギをつけると防犯上よくない。
7千円くらいするもので、ピッキングに強いものを選んで注文。
玄関の引き戸は、片側が「締切」となっていてねじ釘で固定されていた。
まずは、それを外さないといけない。
ドライバーで回そうとすると、ネジ穴がなめていて回らない。
なめたねじ穴を回す器具をホームセンターで買いに行く。
結局、トータル1万円近く出費することになった。
古い鍵を外し、新しい鍵を付ける。
説明書に図解してあるが、よくわからないので、何となくで進める。
これでいけるかなと、試しに鍵を掛けると、何かに当たってかからない。
鍵同士が遠すぎたようだ。
付属していたスペーサーを適当に噛まして調整する。
今度はうまくいった。
トータル1時間ほどで交換することができた。

思い返せば、開講当初は全然今のような教室ではなかった。
その都度問題点を改善して今の教室になっている。
自分で必要と思ったもの。
受講生から指摘してもらったもの。
受講生の表情や様子を見て判断したもの。
そのきっかけは様々であったが、一つずつ積み上げてきた。
同様に、今までは入会の同意書もなければルールもなかった。
作らないといけないと思いながらも、「様子見」と判断した。
様々な問題が見えてきたのでこの度、利用案内を作成することにした。
それに伴い同意書も作成した。
次は「チケット制」の導入。
その後は作品販売サイトの立ち上げ。
それと同時進行で、絵本制作とパズル制作も行う・・・
・・・・・・・「絵画日和」と動画投稿を隔週にしないといけないかな。
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今週の絵画教室
梅雨の合間にやわらかな光が差し込む一週間でした。
今週は風鈴づくりの制作が教室のあちこちで進み、夏の訪れを感じさせるにぎやかな雰囲気につつまれていました。
デッサンから水彩、クレパス、アクリルガッシュまで、それぞれの画材と向き合いながら、充実した時間が続きました。
① 子どもクラス(幼稚園・小学生)
今週の子どもクラスは、風鈴制作と静物画が中心でした。アサガオや星・ヒマワリ・ネコ、小さな花柄など、思い思いのモチーフを選んでアクリルガッシュで描いた風鈴が続々と完成し、個性あふれる作品が揃いました。静物画では、マスカット・カットオレンジ・洋ナシ、リンゴ・オレンジなどを透明水彩やマット水彩で表現。陰影にチャレンジしたり、スポンジでハイライトを加えたりと、それぞれが工夫しながら描き進めていました。クレパスではウサギや羊をテーマに、エンボスペンやグラデーション技法で毛の質感を丁寧に表現。色鉛筆に挑戦する生徒も現れ、新たな画材への一歩が始まりました。また、年長さんもアクリルガッシュで青りんご・缶コーラ・ステンレスジョッキに挑戦し、モチーフの大きさのバランスや形の観察がしっかりできていて、とても印象的でした。
② 中学生クラス
中学生は、それぞれ異なるテーマで制作が進みました。マット水彩で花・瓶・立方体の石膏を描く静物画では、影を黒ではなく紫と緑の混色で表現するという繊細な取り組みにチャレンジ。青みがかった美しい影の色が生まれてきました。また、後ろ髪が風でなびく人物画では、ベースの着彩へと移行し、ストーリー性のある構図に丁寧に色がのせられていきました。風鈴制作では「ガラスの透明部分をなくす」という大胆なアイデアを実行し、発想の豊かさが光っていました。ウォーミングアップとして取り組んだ形取りの練習でも、立方体・円柱など非常に正確に描けており、着実な積み重ねを感じます。
③ 高校生クラス
高校生は、デッサンの技術をさらに深める取り組みが続いています。青りんごをモチーフにしたデッサンでは、形・ハッチング・陰影表現と基礎をしっかり踏まえながら進めることができていました。新しい画材・モチーフへの挑戦も見られ、アイスホッケーの選手を描きたいという思いから、まずイメージを鉛筆で描き出したあと、洋ナシのデッサンで基礎を固めるという流れで取り組みました。観察力と表現の丁寧さが着実に伸びてきています。
④ 大人クラス
大人クラスは、個々のテーマでそれぞれ丁寧な制作が続いた一週間でした。透明水彩で花のにじみ効果に初挑戦した方は、初めての描き方に戸惑いながらも柔らかな表現を生み出していました。自作の木工作品のデッサンでは、木の硬さと屏風の柔らかさを描き分けることに成功。似顔絵練習では観察を重ねるごとに顔に近づいてきていて、繰り返しの力を感じます。自宅の風景画は、手前を濃く奥を薄く残す空気遠近法のアプローチで、透明水彩ならではの奥行きが生まれつつあります。水彩色鉛筆で庭園風景に取り組む方は着彩に入り、地面や草の雰囲気がよく出てきました。ステンレスケトルのデッサンでは明・中・暗のトーンを丁寧につけ、いよいよ次回は質感表現へ。クレパスでリンゴ・花・石膏を描いた静物画は、影や花びら・机の質感などさまざまな表現にチャレンジした力作です。また、風鈴制作でアサガオの大きな花を描いた方の作品も素敵に仕上がりました。
⑤ 受験対策クラス
受験対策では、時間制限を設けたデッサンへの取り組みが続いています。テニスボールと刷毛という質感の異なる二つのモチーフに向き合い、限られた時間の中でいかに質感表現の完成度を高めるかを試行錯誤しながら描き進めていました。また、ペットボトルコーラ・グラス・テーブルクロスのデッサンでは、パースを意識した縦のハッチングでテーブルクロスの細かなシワまで丁寧に表現。時間内での計画性を意識しながら、着実に実力を積んでいます。
⑥ 体験レッスン
今週の体験レッスンはありませんでした。
体験レッスンは随時受付中です。アクリル(ウェットオンウェット)またはデッサン・透明水彩を体験いただけます。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
今週のハイライト
- 風鈴制作が今週のメインテーマとなり、子どもから大人まで個性あふれる作品が続々と完成
- 中学生が影の表現に混色(紫+緑)を取り入れ、美しい青みがかった影の色を生み出した
- 大人の方が車のデッサン中に自らパースのおかしさに気づき、写真で確認しながら描き直した
- 小学生がクレパスのグラデーションやエンボスペンを使って、動物の毛の質感を細やかに表現した
- 年長さんがアクリルガッシュで静物画に取り組み、モチーフの大きさや形の観察が印象的な仕上がりに
講師より
今週は、画材も技法もテーマも本当に多様な一週間でした。
特に印象に残ったのは、うまく描こうとするだけでなく、「自分なりの工夫」を自然と見つけていく場面がそこかしこにあったことです。
試行錯誤しながらも前へ進む姿勢が、作品の一枚一枚にしっかりと表れていました。
来週もそれぞれのペースで、じっくりと制作を楽しんでいきましょう。
今週の受講生の作品
講師のひとこと
今週は、さまざまな画材や技法に挑戦した作品が揃いました。
デッサン、クレパス、透明水彩、アクリルガッシュと、それぞれの素材の特性を活かしながら、自分なりの表現を探っている様子がとても印象的でした。
作品No.0419「鉛筆デッサン①」(大人・鉛筆)
円柱と立方体の石膏をモチーフにした、初めてのデッサン作品です。
初回とは思えないほど、形のとらえ方や陰影の意識が丁寧で、ハッチングを重ねることで確かな立体感が生まれていました。
基礎をしっかりと感じ取る力があるのだなと、とても頼もしく思いました。
作品No.0420「ハリネズミ」(小学生・クレパス)
本を参考にしながら描いたハリネズミの作品です。
形の模写がとても丁寧で、特に針の部分の質感表現が印象的でした。
見本通りにならず、自分なりに工夫しながら描いていた姿勢がすばらしかったです。
顔まわりのグラデーションも、やわらかさを上手に引き出していましたよ。
作品No.0421「静物画」(小学生・透明水彩)
洋ナシ、カットオレンジ、マスカットを描いた初めての静物画です。
モチーフを大きく画面に捉えていて、形にどこか愛らしさがあるのに、しっかりと描けている不思議な魅力がある作品です。
陰影表現にも積極的にチャレンジしていて、見ていると自然と明るい気持ちになる作品に仕上がりました。
作品No.0422「ウサギ」(小学生・クレパス)
エンボスペンで毛の質感を表現し、目にはマスキング法を使ったウサギの作品です。
技法を組み合わせながら、ウサギのやわらかさをしっかりと表現できていました。
いろいろな方法を試しながら描く姿勢がとても良かったと思います。
作品No.0423「ひつじ」(小学生・クレパス)
グラデーションや重ね塗りで羊の身体の質感を表現した作品です。
明るい草原の背景が画面を包んで、どこか幻想的な雰囲気が生まれていました。
色の重ね方のセンスが光る一枚です。
作品No.0424「鉛筆デッサン⑧」(高校生・鉛筆)
時間制限のなかで青りんごを描いたデッサンです。
りんごのつやや丸みが自然に表現されていて、限られた時間のなかで集中して描いた成果がしっかりと出ていました。
作品No.0425「無題」(小学生・アクリルガッシュ)
下描きなしで直接アクリルガッシュで花を描いた作品です。
花火のようにさまざまな花が画面いっぱいに広がりながら、どこかおしゃれな雰囲気もある、のびのびとした一枚です。
自由に描くことの楽しさがそのまま絵になったような作品でした。
作品No.0426「はっぱ」(小学生・アクリルガッシュ)
横に流れる青と、草のように斜めに傾く緑の対比が印象的な作品です。
ところどころに伸びる赤いラインが全体を引き締めていて、色と動きの感覚がとても豊かだと感じました。
作品No.0427「鉛筆デッサン⑨」(高校生・鉛筆)
刷毛とテニスボールという、これまでと異なる質感のモチーフへの挑戦でした。
最初は戸惑う場面もありましたが、最終的にはそれぞれの質感をしっかりと描き分けていました。
立体感の表現や形の取り方など、次回さらに意識して取り組んでいきましょう。
今週は画材も技法もさまざまで、それぞれの作品に個性が光っていました。
うまく描こうと力まず、素材と向き合いながら自分の感覚を大切に描いている様子が、どの作品からも伝わってきます。
その積み重ねが、少しずつ確かな表現力につながっていきますよ。
来週も、それぞれのペースで楽しんで描いていきましょう。
画材ノート(Material Note)
今回ご紹介するのは、アクリル画を始める方に自信をもっておすすめできる一冊です。

『基礎がわかる 技法が身につく アクリル画の教科書』(著:TAKUYA YONEZAWA/ホビージャパン刊)は、アクリル絵具とアクリルガッシュの両方を網羅しながら、道具の選び方から実践的な技法まで一冊で学べる入門書です。フルカラーの豊富な図解で、ウェット・イン・ウェットやドライブラシ、インパストといった技法が視覚的に理解できるのが大きな魅力です。絵画教室ロクでも、アクリル画を始める受講生の方への画材紹介や技法説明に実際に活用しています。「何をどう使えばいいか」が道具と技法セットで分かる構成になっているので、迷いなく読み進めることができます。学校以来アクリルから離れていた方にも、これから初めて挑戦する方にも、手に取っていただきたい一冊です。
絵画教室ロクでは、名張市を中心に伊賀市・津市・宇陀市からも通いやすく、初心者から経験者まで目的に合わせて学べる環境を整えています。受験対策として基礎からしっかり学びたい方、大人の習い事として絵を楽しみたい方、子どもの情操教育として豊かな感性を育みたい方、それぞれに寄り添った指導を行っています。来週もまた、生徒のみなさんの表現力や想像力が広がる時間をお届けできればと思います。
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