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いま、ここに。
日々の出来事や季節の風景、絵に関する考えなど、さまざまなことを取り上げる講師コラムです。
夜、光る桜。—— 宇陀川のほとりで過ごした、静かな春の夜

夕方に着いて、日が暮れていくのをぼんやり眺めた。 桜並木のそばにただ立っていただけなのに、なんだか贅沢な時間だと思った。
宇陀市の市制20周年を記念して開催された「宇陀川桜並木ライトアップ」に行ってきました。奈良県宇陀市、榛原サンクシティ前を流れる宇陀川に沿って、約600メートルの桜並木が柔らかな光に照らされるイベントです。榛原駅から歩いて10分ほどの場所なので、当教室に通ってくださっている榛原・宇陀市エリアの方にもぜひ来年足を運んでほしいと思いながら歩いていました。
日が暮れる前から、すでにきれいだった
到着したときはまだ明るさが残っていて、空の色が橙から藍へと変わっていくなかで、桜が少しずつ表情を変えていくのがわかりました。ポールの上に設けられた設置型の提灯が、まだ夕暮れの空の下でひっそりと灯りはじめる様子。それがまた風情があってよかった。
橋の上から見た、川面に映る桜

日が暮れてから本格的に歩きはじめると、オークワ サンクシティ榛原店前にかかる橋の上からの眺めが格別でした。ライトアップされた桜が川面に映り込んで、辺り一帯が光に包まれているような感覚になる。水面に揺れる光の筋が、桜をもう一段幻想的に見せてくれていました。

焼きそばやラーメンの出店もあり、多くの人が来ていたのに、不思議なほど静かで穏やかな空気が漂っていた。にぎわっているのに騒がしくない。ただそこにいるだけで、十分すぎるほど豊かな気持ちになれました。
当たり前のものほど、遠ざかってから気づく
昼の桜も好きです。夕方の桜も、夜の桜も、それぞれ違う顔を持っている。桜並木の壮観さもいいし、森にポツンとある一本桜もいい。

かつて海外で暮らしていたとき、日本のドラマに何気なく映った駅前の桜に、ひどく胸を打たれたことがありました。どうしてあんなに懐かしくて、切なくて、きれいだと思ったのか。日本の国花というだけあって、桜はわたしたちの感覚のどこかに静かに根を張っているのかもしれません。
当たり前にそこにある景色ほど、失って初めて気づく美しさがある。今年の春は、ぜひ足を運んでみてください。

絵画教室ロク|三重県名張市(赤目口駅から徒歩約4分) 奈良・榛原〜三重・津エリアの方へ。初心者歓迎・少人数制の絵画教室です。体験レッスン受付中。
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今週の絵画教室
はじめに
桜の季節とともに、新学期が静かに始まりました。今週は幼稚園の年長さんから社会人の方まで、さまざまな年齢の受講生が教室に集いました。それぞれが自分のペースで画面と向き合い、小さな発見や手ごたえを積み重ねた一週間です。
今週の活動
① 子どもクラス
今週は特に表現の幅が広がった週でした。小学生はペン画に初挑戦し、石膏の球体から始めてテーブルや文房具へとモチーフを自由に広げ、「勉強終わり」という印象的なタイトルの作品に仕上げました。また別の小学生は、写真を参考にオイルパステルで桜の木を丁寧に描き始め、花びらの大きさを自分で確かめながら描き直す場面も。年長の新入生はにじみ絵・クレパス画・ドロッピングと盛りだくさんな内容を体験し、それぞれの技法の手ごたえを楽しんでいました。
② 大人クラス(昼)
花やケトル、テーブルクロスといったモチーフを透明水彩や鉛筆デッサンで描き進めました。グラスの底部分の微妙な色の変化を薄い色を重ねて表現したり、テーブルクロスのフリンジを「糸一本一本で描くか、全体で捉えるか」と試行錯誤したりと、細部の表現に真摯に向き合う姿が印象的でした。ケトルとヒマワリのデッサンはほぼ完成に近づいており、次回が最終仕上げの予定です。
③ 中高クラス
中学生たちは神社の風景画(マット水彩)や静物画(アクリルガッシュ)を継続制作中です。平面的だった描写に陰影が加わり、少しずつ立体感が生まれてきています。人物画の練習では骨の比率が回を追うごとに正確になっており、着実な成長が見えます。週の後半には藤の花を観察しながら風景画の下描きにも取り組みました。
④ 受験対策クラス
立方体とリンゴのデッサンで、今週は質感表現がテーマ。直線的なハッチングと形に沿ったハッチングの違いを意識しながら一描き一描きを丁寧に重ね、途中段階ながらすでに力強い雰囲気が出てきています。高校生はコーラのペットボトルとグラスのデッサンで、ラベルのレタリングを根気よく観察して描写し、濃い液体の色も丁寧に表現しました。
⑤ 体験レッスン
今週は体験レッスンの実施はありませんでした。次回のご参加をお待ちしています。
⑥ 夜クラス(大人)
リンゴとステンレスケトル、テーブルクロスを透明水彩で制作しました。はじめての透明水彩に戸惑いながらも、薄く色を重ねることで透明感のある雰囲気の良い作品に仕上がりました。初挑戦とは思えない落ち着いた仕上がりで、次のステップへの期待が膨らみます。なお、別の受講生は今週は残業のためキャンセルとなり、来週に振替となりました。
今週のハイライト
- ペン画に初挑戦した小学生が、自ら「勉強終わり」とタイトルをつけた味わい深い作品を仕上げた
- にじみ絵・ドロッピングなど、技法体験を通じて子どもたちが素材の面白さに触れた一週間だった
- 受験対策クラスでハッチングの種類を意識した質感表現に取り組み、デッサンに深みが増してきた
- 複数の受講生が「継続制作」の段階に入り、作品が回を追うごとに変化していく過程が見えてきた
講師より
今週は、新学期のはじまりとともに新しい受講生も加わり、教室に新鮮な空気が流れました。どの受講生も、うまく描こうとするより先に「よく見ようとする」姿勢が少しずつ育ってきているように感じます。デッサンで映り込みを自分で確かめようとした場面や、花びらの大きさを描き直しながら確かめていった場面は、まさに「観察する力」が動いている瞬間でした。来週も、それぞれの表現が少しずつ深まっていくのを楽しみにしています。
今週の受講生の作品
講師のひとこと
今週は、年長さんから大人の方まで、それぞれがはじめての技法や素材に挑んだ作品が多く並びました。戸惑いながらも手を動かし続けた先に、その人らしい表現が生まれていく——そんな瞬間をたくさん目にできた一週間でした。
「静物画」(大人・透明水彩)は、はじめて透明水彩に挑んだ作品とは思えない、落ち着いた仕上がりです。薄く色を重ねることで生まれる透明感はもちろん、奥のものほど淡く、曖昧に描くことで自然な空気感が出ていました。透明水彩の特性を、技法として学ぶ前に感覚で捉えていたことが、この作品の美しさにつながっていると思います。
「勉強終わり」(小学生・ミニペン)は、ペンだけで描かれた白黒の作品でありながら、不思議な透明感が漂っています。石膏の球体や壁掛け時計、カレンダーといった身近なモチーフを丁寧に観察しながら描き、影の表現もとても自然です。そして何より、「勉強終わり」というタイトルがいい。描かれた空間の空気まで、ひとことで言い表していました。
「うさぎ」(小学生・オイルパステル)は、遠くと手前で描き方を変えた、表現の工夫が光る作品です。遠方の草むらは指でこすりつけるようにふんわりと、手前はオイルパステルをしっかり描き込んで。はじめての素材でこの感覚をつかめたのは、素直に「見て、感じて」描いていた証だと思います。全体に漂うやさしい雰囲気も、この作品の魅力です。
「トビウオとほしぞら」(小学生・透明水彩)は、青と紫が交互に広がる星空が印象的な作品です。三原色だけを使って混色した色とは思えないほど深みがあり、その中をトビウオが軽やかに飛ぶ構図には、静けさとスピード感が同時に感じられます。スマホで見ながら描いたトビウオの形も正確で、観察して描く力がしっかり育っています。
「ドリッピング」「ロナウド」(年長・マット水彩/クレパス)は、のびのびと自分の世界を楽しんだ作品たちです。ブロワで吹き広げた絵の具が赤やオレンジのお花畑のように広がったり、大好きなロナウドを背番号まで入れてサクサクと描いたり——「楽しい」という気持ちがそのまま画面に出ていて、見ているこちらも元気をもらえます。
それぞれが、自分のやり方で画面と向き合った今週の作品たち。うまく描こうとするより、感じたことを素直に手に乗せていくこと——その積み重ねが、これからの表現をどんどん豊かにしていきます。来週もどんな作品が生まれるか、楽しみにしています。
講師より
今週は、新学期のはじまりとともに新しい受講生も加わり、教室に新鮮な空気が流れました。どの受講生も、うまく描こうとするより先に「よく見ようとする」姿勢が少しずつ育ってきているように感じます。デッサンで映り込みを自分で確かめようとした場面や、花びらの大きさを描き直しながら確かめていった場面は、まさに「観察する力」が動いている瞬間でした。来週も、それぞれの表現が少しずつ深まっていくのを楽しみにしています。
画材ノート(Material Note)
人物・キャラクターを描きたい方へ、最初の一冊
「人物を描いてみたいけど、何から始めればいいかわからない」——そんな方にまず手に取ってほしい一冊です。
『鉛筆一本ではじめる人物の描き方 ロジカルデッサンの技法』(OCHABI Institute 著)は、センスや才能ではなく、描き方の「ロジック」を学ぶことで人物が描けるようになる入門書です。顔のパーツの位置関係や全身の比率が図解でわかりやすく整理されており、棒人間からスタートして少しずつ肉付けしていく構成なので、絵が苦手な方でも無理なく進めることができます。
絵画教室ロクでも実際に指導に活用しており、キャラクターを描きたい小学生から学び直したい大人の方まで、幅広い受講生に役立てています。回を重ねるごとに人物が
「描けるもの」に変わっていく——そんな手応えを感じられる一冊です。
詳しいレビューはこちらの記事をご覧ください。
絵画教室ロクでは、名張市を中心に伊賀市・津市・宇陀市からも通いやすく、初心者から経験者まで目的に合わせて学べる環境を整えています。受験対策として基礎からしっかり学びたい方、大人の習い事として絵を楽しみたい方、子どもの情操教育として豊かな感性を育みたい方、それぞれに寄り添った指導を行っています。来週もまた、生徒のみなさんの表現力や想像力が広がる時間をお届けできればと思います。
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