津市の花火大会に行ってきた|絵画教室ロクの夏の週間レポート|絵画教室ロク通信|絵画日和 vol.039(7/21〜7/26)

絵画教室ロク教室通信「絵画日和」039|アイキャッチ画像 今週の絵画教室(Weekly Report)
今週の絵画教室(Weekly Report)

いま、ここに。

日々の出来事や季節の風景、絵に関する考えなど、さまざまなことを取り上げる講師コラムです。

津花火大会

津花火大会の画像|絵画教室ロク

津花火大会に行って来た
土曜日の昼のレッスンが終わり次第電車に乗り津駅へ。
バス停に向かうとシャトルバスのチケット売り場が設置されてあり、言われるがまま往復で買ってしまった。
長蛇の列でバスを待っている人がいるため、バスは限界まで乗客を乗せる。
安定しない姿勢で立ち続けることに。
フェニックス通りと呼ばれているのだろうか。セブンイレブン近くで降ろされる。
そこからは徒歩となる。
炎天下の中、集団についていく感じで目的地に向かう。
2時間近く早く現地に到着。
入口を入ると多くの屋台と場所を取る人で溢れていた。
とにかく、簡単に夕食を先に済ませたいので、屋台でネギマを2本購入。
空いていた堤防に腰を下ろす。
これが、間違いであった。
事前に調べた記憶では、ヨットハーバーについても10分くらい歩かないといけないとあった。
辺りを見回すと、ここでも十分花火が見られるではないかと思ってしまった。

津花火大会ヨットハーバーの画像|絵画教室ロク

20時、花火大会が始まり、最初にドローンによる記念セレモニーがあった。
これがとてもよかったのだが、あいにく自分が座っているのはドローンの編隊に対して側面を見る位置であった。
液晶テレビを横から見ている感じになる。
もっと奥まで進み場所を確保していれば、真正面からドローンのセレモニーが堪能できた。

津花火大会の画像|絵画教室ロク

その後の花火はどれも良かったのだが・・・、
ただ、花火にいい加減慣れてしまったのか、感動のようなものはなかった。
花火を撮影することにも途中から意味を感じなくなってきていた。

21時に花火大会終了。
観客が一斉に帰路につく。
道路は人で溢れ、シャトルバスのバス停も長蛇の列ができていた。
ふと、乗換案内のアプリで何時に帰られるのかを調べた。
結果は、05:02
「えっ!!」
これは、このままの調子で駅に向かうと今日中に赤目口駅に着くことはできないことを意味する。
急遽、シャトルバスを諦め、最寄りの駅に向かって猛ダッシュした。
行き先を変え走っていたのだが、どの道も人で溢れていた。
歩道は人で埋め尽くされているので、道路側を走り追い抜いたりを繰り返した。
長く信号に待たされた時に再度最寄駅である津新町駅から赤目口駅で調べる。
05:02・・・・
ただ、10:20に津駅に着けば特急で何とか帰れるのは分かっていた。
とにかく、最寄り駅である津新町向けて走り続ける。
信号に引っ掛かると時間をロスするため、歩道橋も駆け上がった。
いったい、どこまで走れるのだろうかと、自分でも不思議な感覚になってきた。
10:10、何とか、津新町駅に到着すると、切符を購入する客で長蛇の列ができていた。
最後尾に立っていた駅員に相談。
2分後に出発する臨時の電車に乗れば津駅に10:20までに間に合うのではないかと教えてもらった。
モバイルSuicaを持っているので、そのまま改札を通り、電車に乗ることができた。

赤目口駅に到着したのは23:30頃。
ふらふらとなんとか帰宅することができた。

今回の花火取材は、花火自体は個人的には何の印象もなかった。
帰りのすったもんだは、どちらかというと良い思い出になっているが・・・。
ただ、今回感じたのは、花火ではなく、花火を観に来る人々、その群衆の姿が何とも良かったのだ。
陽が沈んだ砂浜に集まる人々の営み。

それを見ている時が、一番美しく感じた。

津花火大会|浜辺に集まる群衆の画像|絵画教室ロク

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今週の絵画教室

7月も後半に入り、暑さが本格化してきたこの一週間。教室では蝉の声を聞きながら、子どもから大人まで多くの受講生がそれぞれのモチーフとじっくり向き合っていた。夏休みに入った小学生たちの活気と、静かに手を動かし続ける大人の受講生たちの集中が心地よく重なり合う、充実した一週間だった。

【子ども(幼稚園、小学生)】
今週は小学生たちが、金魚鉢やクジラ、フルーツやニワトリ、ヤマガラやマスカット、ヒマワリなど、実に多彩なモチーフに挑戦した一週間だった。金魚鉢の絵を丁寧に仕上げた後にクジラの下描きへと集中を切り替えたり、ニワトリの体の形を何度も描き直しながら根気強く探ったりと、それぞれのペースで試行錯誤を重ねる姿が見られた。色作りにも意欲的で、影の色を三色の絵の具を混ぜて表現したり、花びらの濃淡をよく観察しながら塗り分けたりと、色への向き合い方に確かな成長が感じられる。画用紙に直接絵の具を置き、水加減や筆の運びを試しながら4作品を仕上げた受講生もおり、遊び心のある探求心も印象的だった。

【中学生】
中学生は人物画と動物画、それぞれ異なるテーマにじっくりと取り組んだ。アクリルガッシュの人物画では服のシワや背景の描き込みを進め、鮮やかな配色と顔を大きく捉えた構図から力強さが生まれつつある。小さなキャンバスに描いたオカメインコは、色を何度も重ねる工程を経て重厚感のある存在感をまとい完成した。また女の子の絵では紙の色を丁寧に塗り込み、同じ赤でも混色によって変化をつけながら立体感を表現するなど、色彩感覚の深まりが感じられる一週間だった。

【高校生】
今週、高校生クラスの受講生の制作は受験対策クラスでの取り組みとなった。詳しくは後述の受験対策クラスをご覧いただきたい。

【大人】
大人のクラスでは、一人ひとりが自分のペースでじっくりと制作に向き合った一週間だった。透明水彩では花びらの白をリフトアウトで抜き取りながら前後関係を描き分け、立体感が徐々に増してきている。静物画では毛糸玉やステンレスケトルの質感表現に丁寧に取り組み、ハッチングを重ねながら映り込む像まで正確に描写する姿が見られた。石膏デッサンでは前回の描画を一度すべて消し、比率を丁寧に測り直しながらゼロから形を取り直すなど、やり直しを恐れない姿勢が印象的だった。クレパスのアジサイでは、塗っては削る工程を楽しみながら、思うような仕上がりにならなかった中にも多くの気づきを得ていた様子が伝わってきた。

【受験対策クラス】
受験対策クラスでは、高校生がグラス・ペットボトルコーラ・テーブルクロスをモチーフにした鉛筆デッサンに取り組んだ。今回もグラスの質感表現をテーマに、濃淡をつけることで透明感をより丁寧に描き込み、リアリティが着実に増してきている。基礎観察力の底上げを重ねながら、受験に向けた表現の精度を高めている一週間だった。

【体験レッスン】
今週は体験レッスンの受講はなかった。

今週のハイライト
・石膏デッサンで前回の描画をすべて消し、ゼロから形を取り直した粘り強さ
・小学生がアクリルで水加減や筆の運びを試しながら4作品を仕上げた実験的な制作
・小さなキャンバスに描いたオカメインコが重厚感のある存在感をまとって完成
・ヤマガラやマスカットなど、完成作品が数多く生まれた一週間
・中学生・大人ともに色の混色や塗り重ねへの意識が深まった

講師より
今週は季節のモチーフから静物、動物、人物までバリエーション豊かな制作が並んだ一週間だった。特に印象に残ったのは、うまくいかなかった箇所を恐れずに描き直す受講生たちの姿である。納得のいく形になるまで手を止めない粘り強さは、技術以上に大切な力だと感じている。これからも一人ひとりの歩みに寄り添いながら、暑さに負けない制作環境を整えていきたい。

今週の受講生の作品

講師のひとこと

今週もたくさんの個性あふれる作品が完成しました。金魚鉢の透明感からアジサイのやさしい光、そして自由な発想で咲き誇る花々まで、それぞれのモチーフとじっくり向き合った時間が作品の端々から伝わってきます。一枚一枚に描き手の発見と喜びが詰まった、見応えのある一週間となりました。

作品No.0466『金魚鉢』は、金魚鉢をモチーフにクレパスで描いた作品です。金魚も可愛らしく表現されていて、金魚鉢を通して見える歪んだ背景まで忠実に再現されており、透明感が感じられる仕上がりとなっています。

作品No.0467『家出』は、オカメインコをモチーフにアクリル絵の具で描いた作品です。深みのある色を丁寧に塗り重ね、重厚感のある仕上がりとなっており、タイトルとのギャップも面白く楽しめる作品です。

作品No.0468『アジサイ』は、アジサイの咲く風景をモチーフにクレパスで描いた作品です。削ったりなじませたりとクレパスのさまざまな表現技法にチャレンジしていて、やさしい光を感じるステキな一枚に仕上がっています。

作品No.0469『フルーツの盛り合わせ』は、フルーツの盛り合わせをモチーフにクレパスで描いた静物画です。ハイライトの表現も取り入れられていて、つややかなフルーツの質感がしっかりと表現されています。

作品No.0470『ヤマガラ』は、ヤマガラをモチーフにマット水彩で描いた作品です。ヤマガラを中央に大きく描き、その魅力をしっかりと表現していて、可愛らしい仕上がりとなっています。

作品No.0471『マスカット』は、マスカットをモチーフに色鉛筆で描いた作品です。一粒一粒に丁寧に陰影が表現されていて、立体感のある仕上がりとなっています。

作品No.0472『ひまわり』は、ヒマワリをモチーフに色鉛筆で描いた作品です。大人でも難しく感じる葉や、横から見た花びらの形もよく観察されていて、とても上手に描かれています。

作品No.0473『みずいろの花』は、水色の花を中心にカラフルな花や茎が画面いっぱいに広がる、アクリルガッシュの作品です。下描きをせず、絵の具の変化を直接観察しながら仕上げていった一枚です。

作品No.0474『雨』は、花々に雨が降り注ぐ様子をアクリルガッシュで描いた作品です。画面中央に水たまりのような水の塊が描かれ、そこから雨が全体へと広がっていく発想がとても面白く、思わず見入ってしまう作品です。

作品No.0475『花の木』は、画面中央に太く力強く伸びる茎から色とりどりの花が咲く様子をアクリルガッシュで描いた作品です。タイトルと作品の意味を重ねながら鑑賞すると、より一層味わい深い一枚です。

作品No.0476『大きい花』は、画面いっぱいに描かれたラフレシアンのような花をアクリルガッシュで描いた作品です。暗い色の花びらと赤い背景の対比が印象的で、これまでとはまた違った、自由な発想と表現力が感じられる作品です。

こうして並べてみると、同じ夏の季節を描いていても、それぞれの視点や感じ方の違いがはっきりと表れていて、とても興味深く感じます。技法へのチャレンジも、発想の飛躍も、どちらも大切な表現の一歩です。これからもひとりひとりのペースで、描くことの楽しさを存分に味わってもらえたらと思います。次の作品との出会いも、今からとても楽しみにしています。

画材ノート(Material Note)

クレパス スペシャリスト 85色

今回ご紹介するのは、サクラクレパスの「クレパス スペシャリスト」シリーズの中でも最大セットとなる85色です。

このスペシャリストシリーズは、プロ向けに作られた高級クレパスです。通常のクレパスと比べて顔料濃度が高く、より鮮やかでリッチな発色が楽しめるのが特長です。また、重ね塗りをしたときの伸びの良さや、濃淡表現の幅広さも大きく強化されており、繊細なグラデーションから力強いタッチまで、思い描いた表現をそのままキャンバスに落とし込むことができます。

特に注目したいのは耐光性です。長い時間が経っても色あせしにくいよう設計されているため、大切に描き上げた作品を、いつまでも描いた瞬間のままの鮮やかさで残しておくことができます。額装して飾ったり、記念に残しておきたい作品を制作するときにも、心強い味方になってくれる画材です。

85色という圧倒的な色数は、微妙な色の違いを塗り分けたい場面でも活躍します。色を混ぜて作る手間を減らせるぶん、観察したままの色をそのまま画面にのせることに集中できるのも嬉しいポイントです。表現の幅を思いきり広げたい方、本気で作品づくりに向き合いたい方に、ぜひ手に取っていただきたい一本です。



絵画教室ロクでは、名張市を中心に伊賀市・津市・宇陀市からも通いやすく、初心者から経験者まで目的に合わせて学べる環境を整えています。受験対策として基礎からしっかり学びたい方、大人の習い事として絵を楽しみたい方、子どもの情操教育として豊かな感性を育みたい方、それぞれに寄り添った指導を行っています。来週もまた、生徒のみなさんの表現力や想像力が広がる時間をお届けできればと思います。

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