手作り梅干しに挑戦|絵画教室ロクの夏の週間レポート|絵画教室ロク通信|絵画日和 vol.038(7/14〜7/19)

絵画教室ロク教室通信「絵画日和」038|アイキャッチ画像 今週の絵画教室(Weekly Report)
今週の絵画教室(Weekly Report)

いま、ここに。

日々の出来事や季節の風景、絵に関する考えなど、さまざまなことを取り上げる講師コラムです。

梅干しを作る。

梅干しを干しているところの画像|絵画教室ロク

スーパーの野菜売り場で目に留まった梅。
その隣には梅干し用の梅酢。

「梅干しを作ろう」

ふとそう思い、梅2kgと梅酢を買い物かごへ。
続いて、ホームセンターに行き、果実酒びんと重石を購入。

早速、梅を水洗いしてよく乾かす。
竹串でヘタを取っていく。

保存瓶に梅干しと梅酢を入れた画像|絵画教室ロク

果実酒びんに梅2kgを入れて、梅酢を注ぐ。
・・・入れた梅の半分くらいまでしか梅酢に浸らない。
梅酢の説明書を読むと、梅2kg用と記載してある・・・???
よくわからないが、急いでスーパーに行き、梅酢を追加購入。

無事、すべての梅が梅酢に浸かった。

続いて、1kgの重石を入れる。
梅と同量の重石が必要とのことだが、これ以上瓶に入らない。
ビニールに1ℓの水を入れて重石代わりに乗せようとしても、うまくいかない。

・・・そこで、ふと思った。

1kgの梅なら1kgの重石。
2kgの梅ということは、1kgの梅の上に、すでに1kgの梅が乗っていることになる。
上の1kgの梅には1kgの重石が乗っているのだから、
つまり、どの梅にも1kg以上の重さがかかっていることになる。

・・・これでいいじゃないか、と判断。
梅雨が明けるまで冷暗所で保存。

梅雨が明けた、晴れた日。
漬けた梅をベランダで干す。
夜になる前に回収し、つけ液に戻す(1回目の夜はつけ液に戻すと説明書に記載)。
その後、3日間、日中干した。

夕方、部屋に取り込むと、どこか爽やかな梅の匂いに部屋が満たされた。
完成した梅干しを保存容器に入れる。
早速、ひとつ食べてみる。

完成した梅干しが入った瓶の画像|絵画教室ロク

・・・すっぱい。

ふつうの梅干しだった。

正直、梅干しは苦手である。
おいしいおにぎりに梅干しが入っていると、テンションが下がるくらいには。

なら、なぜ作ったのか?

・・・作ってみたいと、ふと思ったからだ。
それ以上でもそれ以下でもない動機である。

でも、健康に良いことと、暑い時期に食べるとスッキリするというメリットがあるので、これから毎日食べていく予定である。

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今週の絵画教室

梅雨明けの気配とともに、教室にも夏らしい賑わいが増してきた一週間だった。金魚鉢を覗き込む生徒、ひまわりの黄色に向き合う生徒、涼やかな風鈴を仕上げる生徒など、季節のモチーフに真剣に向き合う姿があちこちで見られた。完成の知らせも多く、達成感に満ちた一週間となった。

活動描写

① 子ども(幼稚園、小学生)
今週の子どもたちは、完成と新たな挑戦が入り混じる充実した時間を過ごした。リンゴ・柿・キウイの静物画は柿の陰と影法師まで描き込んで完成し、その後は瓶・グラス・レモンをモチーフにした新作の下描きへと進んだ。ガラス風鈴に桔梗を描いた作品は、一輪の花とガラスの透明感が響き合う仕上がりとなり、その後は金魚鉢の絵で動き回る金魚をよく観察しながら描写した。半年ぶりの受講となった生徒は、湖に映り込む蓮の葉と木々を描いた大作をついに完成させ、格別な存在感を見せてくれた。オイルパステルの犬が完成した生徒はイメージだけでクラゲや魚を描く新作へ、絵本づくりに取り組む生徒は金魚を観察しながら描写を重ねた。年長さんはクレパスのウサギを背景の青との対比で仕上げ、その後は海と海岸を描く賑やかな新作に着彩で挑んだ。もう一人の小学生はウイスキーボトルとカットレモン・オレンジの静物画を、濃い色から塗り進める手順で丁寧に描き込んだ。

② 中学生
中学生は、色づくりと観察を粘り強く重ねる姿が印象的な一週間だった。花・グラス・立方体の石膏を描く静物画では、混色を繰り返して狙った色を作りながら影法師を薄く丁寧に描き込んでいった。人物画に取り組む生徒は顔に陰影をつけて立体感を出し、髪の毛まで丁寧に描写を進めた。透明水彩でスイカと金魚を描く生徒は、金魚鉢を目の前に置いて観察しながら下描きを整え、淡い色使いで表現を広げた。瓶・ステンレスジョッキ・チェック柄のテーブルクロスの静物画はついに完成し、ガラスの透明感と映り込みが美しい一枚となった。もう一人の生徒は女の子の制服の色を何度も作り直しながら、納得のいく表現を粘り強く探り続けた。

③ 高校生
高校生は、細部への向き合い方に成長が見える一週間だった。洋ナシを描く作品では、色の細やかな変化を丁寧に観察しながら描き込みを進め、影法師にも濃淡をつけたことでリアリティが一段と増している。

④ 大人
大人のクラスでは、それぞれのペースでじっくりと画面と向き合う時間が流れた。花の絵は奥の花をぼかして距離感を出し、次回はハイライトで色の濃さを調整していく予定だ。果物の静物画は反射光の色を混色と試し塗りで丁寧に再現し、初めての静物画ながら深みのある一枚として完成した。石膏デッサンでは、モチーフと自身の絵を見比べながら陰影を確認する方法で、存在感のある仕上がりとなった。トラクターを描く風景画は下描きから開始し、写真を直接見ながら機械としての魅力を捉えている。毛糸玉とテーブルクロスのデッサンでは、透けて見えるチェック柄の質感まで正確に描き込まれた。庭の風景を描く水彩色鉛筆の作品は、今後透明水彩へと発展させる予定で完成が楽しみだ。ひまわりの絵では、花びらの見え方や比率を何度も見直しながら、納得いくまで下描きを整え続けた。

⑤ 受験対策クラス
今週は受験対策クラスの受講日がなかったため、活動の報告はお休みとなる。次回の授業では、これまでの基礎の積み重ねを生かした取り組みをお伝えできればと思う。

⑥ 体験レッスン
体験レッスンは今週3回行われ、いずれも印象深い時間となった。ある小学生はアクリル絵の具で雪山のリアルな岩肌を表現し、続く創作画やクレパス体験でも次々と作品を描き上げ、そのまま本受講が決定した。高校生と小学生の兄妹による体験では、高校生が雪山の空の表現を丁寧に仕上げたのち鉛筆デッサンにも挑戦し、小学生は大きく迫力のある雪山と独創的な創作画を描き、クレパスの技法体験も楽しんだ様子だった。もう一人の小学生の体験では、雪山表現の後に透明水彩でリンゴ・レモン・オレンジの静物画に挑戦し、正確な下描きと透明水彩ならではの表現を見せてくれた。

今週のハイライト

  • 半年ぶりの受講で「レッドヒルヒーサーの森」が完成。時間をかけた分の存在感が光る一枚に
  • 体験レッスンから本受講が決定した小学生。今後の制作が楽しみ
  • 高校生と小学生の兄妹による体験レッスンで、それぞれの個性が発揮された
  • 中学生・大人ともに、納得いくまで色や下描きを見直す粘り強い姿勢が随所に見られた週
  • 静物画・人物画ともに影の色や陰影表現へのこだわりが深まった一週間

講師より

今週は完成の報告が続き、教室全体に達成感の漂う一週間だった。特に半年ぶりに受講してくれた生徒が大作を仕上げた姿には、時間をかけて向き合い続けることの尊さを改めて感じさせられた。体験レッスンから本受講につながった出会いもあり、これから一緒に描いていける時間を楽しみにしている。それぞれのペースで、それぞれの表現を大切にしながら、来週も一枚一枚に向き合っていきたい。

今週の受講生の作品

講師のひとこと

今週も、それぞれの表現に真剣に向き合う姿がたくさん見られた一週間でした。じっくりと質感を追いかける子、色の組み合わせを楽しむ子、動物の表情に命を吹き込む子――描く対象は違っても、どの作品からも「もっと良くしたい」という気持ちが伝わってきます。

作品No.0461「静物画」は、柿・キウイ・リンゴをモチーフにアクリルガッシュで描いた作品です。モチーフを画面いっぱいに大きく捉え、それぞれの質感の違いがしっかりと感じられる描写になっています。影法師の表現も丁寧で、静物ならではの重みや存在感が伝わってくる仕上がりです。

作品No.0462「レッドヒルヒーサーの森」は、湖に映り込む景色をモチーフにアクリルガッシュで描いた作品です。水面に浮かぶ蓮の花の柔らかな美しさと、丁寧に描き込まれた森の木々が響き合い、静かで奥行きのある一枚に仕上がっています。

作品No.0463「いぬ」は、犬をモチーフにオイルパステルで描いた作品です。ふわふわとした毛並みとソファーの質感の描き分けが見事で、どこか愛らしい犬の表情までしっかりと再現されています。

作品No.0465「静物画」は、瓶とステンレスジョッキ、チェック柄のテーブルクロスをモチーフにマット水彩で描いた作品です。瓶越しに透けて見えるチェック柄や、ジョッキの表面に映り込む瓶の様子まで丁寧に描き込まれており、素材ごとの質感の違いが光る作品になっています。

作品No.0464「うさぎ」は、ウサギをモチーフにクレパスで描いた作品です。ふわっとした地面の質感と、くっきりと塗り込まれた空とのコントラストが面白く、ウサギの陰影もしっかりと表現できています。

一枚一枚に、それぞれの子どもたちが対象とじっくり向き合った時間が刻まれているように感じます。質感やモチーフの魅力をどう画面に落とし込むか、それぞれの工夫が随所に見られた一週間でした。これからも、描くことの楽しさを大切にしながら、一つひとつの作品を積み重ねていってほしいと思います。次はどんな表現に出会えるのか、今からとても楽しみです。

画材ノート(Material Note)

今回ご紹介するのは、ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆セット 120色です。

ドイツの老舗ブランド・ファーバーカステルが手がける、世界中のプロが愛用する油性色鉛筆です。絵画教室ロクでも実際に使用しており、リアルな動物画や細密画の授業に欠かせない画材のひとつとなっています。

油性芯ならではの鮮やかな発色が魅力で、少ない筆圧でもしっかりと色がのってくれます。芯が折れにくいため細部の描き込みにも安心して使えますし、重ね塗りやグラデーションも滑らかに仕上がるので、質感や陰影の表現に幅が生まれます。耐光性も高く、完成した作品を長くきれいな状態で残せる点も嬉しいポイントです。

120色という豊富な色数は、色をつくる手間を減らし、目の前のモチーフの微妙な色合いにそのまま向き合わせてくれます。すでに36色や60色をお使いの方が、表現の幅をさらに広げるステップアップとして選ばれることも多いセットです。

色を重ねるたびに少しずつ画面が深まっていく感覚は、色鉛筆ならではの楽しさです。本格的な一本を探している方は、ぜひ手にとってみてください。



絵画教室ロクでは、名張市を中心に伊賀市・津市・宇陀市からも通いやすく、初心者から経験者まで目的に合わせて学べる環境を整えています。受験対策として基礎からしっかり学びたい方、大人の習い事として絵を楽しみたい方、子どもの情操教育として豊かな感性を育みたい方、それぞれに寄り添った指導を行っています。来週もまた、生徒のみなさんの表現力や想像力が広がる時間をお届けできればと思います。

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