積田神社の神柿を訪ねて|絵画教室ロク通信|絵画日和 vol.004(11/4〜11/8)

絵画教室ロク|週刊投稿記事|絵画日和004アイキャッチ画像 今週の絵画教室(Weekly Report)
今週の絵画教室(Weekly Report)

いま、ここに。

日々の出来事や季節の風景、絵に関する考えなど、さまざまなことを取り上げる講師コラムです。

神柿をもとめて

自室の改装、新しい広報活動、システムの改善など──。
一度にいくつものことを絶え間なく進めた結果、ついに身体を壊してしまった。

もう5年以上、風邪ひとつ引かなかったので、どこかに慢心があったのかもしれない。

そんな病み上がりの頃、ある受講生から耳にした言葉。
「積田神社には“神柿”があるんですよ!」

前号に続き「柿」というキーワードに惹かれ、取材を決意。
まだ体力の戻らない身体を引きずりながら、積田神社へ向かった。

積田神社の鳥居と参道の写真
積田神社の鳥居と参道

境内に足を踏み入れてすぐに分かった。
――ここは、特別な場所だ。

これまで数多くの神社を巡ってきた経験からも、そこが特別な場所かどうかは肌で分かるものだ。

積田神社境内の写真
積田神社境内

木漏れ日に照らされた地面の苔を見つめていると、
身体のだるさも次第に薄れ、心がすっと澄み渡っていくようだった。

積田神社|参道のイチョウの木の写真
積田神社の参道|大銀杏

ここは、紅葉の時期にイチョウの木がSNSで話題になる場所だという。
今はまだ青々とした葉をたたえているが、紅葉とはまた違う趣があり、とても美しい。

そして、目的の「神柿」へと続く道のりも実に見事だった。
まるで、道そのものにも惹きつける仕掛けが施されたテーマパークのように、歩くたびに胸が高鳴るのだ。

積田神社|神柿の写真
神柿(かみがき)

観光三重の紹介文には「秋色に染まる『大イチョウと参道』がステキ!」とあるが、
あえて言わせていただければ――
「神域へと誘う『神柿への参道』がステキ!」としたい。

皆さんも、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

鹿と寄せ灯篭の写真
鹿と寄せ灯篭

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今週の絵画教室

🍂導入文

立冬を迎え、朝晩の空気が一段と冷たくなってきました。
教室では、柿や紅葉など秋のモチーフが多く見られ、季節の色を感じる一週間となりました。
受講生それぞれが、自分のペースで制作に向き合い、じっくりと表現を深めています。


🖋活動の様子

11月4日(火)
朝は2名の受講生。マフラーや紙袋のデッサンでは、柔らかな質感表現に挑戦し、繊維の流れを丁寧に追う姿が印象的でした。
もう一人は、立方体を使って形の基礎を復習。観察と修正を重ねながら、確実な成長を感じる時間となりました。
夜は、紙風船と吹き戻しのデッサン。ハイライトや陰影を丁寧に描き込み、温かな光を感じる作品に仕上がりました。

11月5日(水)
円柱と立方体の石膏デッサンに取り組む受講生。集中しづらい日だったようですが、全体の調和を意識した柔らかなタッチで描き上げました。
昼は柿の静物画。滲みを使わず、乾かしながら重ね塗りする“ウェット・オン・ドライ”技法で、深みのある柿色を表現しました。

11月6日(木)
朝は3名。マスカットやグラスのデッサンでは、形を正確にとらえる練習を重ねました。
また、三本松駅周辺のペン画、クラゲのアクリル画など、それぞれが異なる表現に挑戦。
昼は洋ナシとマスカットのデッサンで質感を整え、夕方は「柿」の絵手紙制作。手前と奥の重なりを工夫しながら構成力を磨きました。

11月7日(金)
昼は法隆寺の水彩画と、ポストのある風景画。途中、別の受講生からいただいた柿を急遽モチーフに変更し、静物画に挑戦。季節を感じる展開に教室も和みました。
夜は大塚美術館を描く水彩画、そしてステンレスジョッキとリンゴのデッサン。どちらも完成度の高い作品となり、技術と観察力の向上を感じました。

11月8日(土)
早朝は小学生の受講生がテントウムシの絵を制作。お父さんと相談しながら丁寧に混色を重ねていました。
朝・昼のクラスでは、風景画、人物画、静物画、動物画と幅広い題材が並びました。
特にウサギを描いたオイルパステル画では、毛並みの重なりを巧みに表現。子どもたちの観察力と発想力に驚かされる時間でした。
夕方予定していた体験レッスンは、受講生の体調不良により延期。次回、元気にお会いできるのを楽しみにしています。


🌟今週のハイライト

  • 柿をテーマにした静物画が多く、秋らしい彩りの教室に。
  • デッサン基礎を再確認する受講生も多く、技術の底上げを実感。
  • ペン画・水彩・オイルパステルなど、素材の幅が広がりました。
  • 「次はこう描きたい」という声が多く、創作意欲が高まっています。

✏️講師より

今週も、それぞれの「描く時間」が静かに流れる一週間でした。
技法や構図を超えて、「自分で見て、自分で描く」姿勢が少しずつ育ってきています。
季節の変わり目、体調を崩しやすい時期ですが、無理なく続けていきましょう。
次回も皆さんの新しい表現に出会えることを楽しみにしています。

今週の受講生の作品

講師のひとこと

今週も、それぞれの作品に“らしさ”がしっかりと表れていました。
テーマやモチーフは違っても、どの受講生も自分の感じた世界を丁寧に表現しており、見ていてとても心が温かくなる週でした。

中学生の受講生の作品「クラゲ」は、深海に漂う光の粒がまるで天の川のように広がり、クラゲの透明感と溶け合って幻想的な世界を生み出していました。アクリル絵の具の重ね方も繊細で、光の層が感じられる素敵な一枚です。

大人の受講生の作品「鉛筆デッサン②」では、リンゴとステンレスジョッキという異なる質感を見事に描き分けられました。特にリンゴの丸みを意識してハッチングを修正されたことで、全体がぐっと自然な印象に。ジョッキの反射も的確で、デッサンの完成度が一段と上がりました。

同じく大人の受講生の作品「大塚美術館」は、思い出の風景をマット水彩で再構成された意欲的な作品です。細部の描き込みや陰影表現に時間をかけられた成果がしっかりと表れ、鑑賞する側にも「その場にいる感動」が伝わってきます。

小学生の受講生の作品「うさぎ」は、観察力と根気が光る作品でした。指でオイルパステルをなじませながら、毛の柔らかさや色の重なりを工夫されていて、野兎の生命感がしっかり伝わる仕上がりになっています。

それぞれが自分のペースで、確かな一歩を踏み出しているのを感じます。
絵は積み重ねるほどに、自分の中にある“表現したい気持ち”がはっきりと見えてきます。
来週も、その瞬間の気づきや発見を大切に、一緒に描いていきましょう。

画材ノート(Material Note)

ターナー U‑35 アクリリックス(ヘビーボディー)

当教室では、アクリル絵の具でしっかりとした質感表現を学びたい方に、**ターナー U‑35 アクリリックス(ヘビーボディー)**をおすすめしています。

このシリーズは、全81色中66色に単一顔料を使用しており、発色や透明性はもちろん、耐光性、描き心地のすべてにおいて、ターナー史上最高ランクの品質を実現しています。厚塗りやナイフ使いなど、作品に立体感やテクスチャーを出す表現にも最適です。

ヘビーボディーならではの豊かな粘性により、筆跡を活かした表現や盛り上げ表現が可能で、アクリル絵の具ならではの質感を最大限に引き出せます。色の混ざりもスムーズで、深みのある色彩表現を追求する制作にぴったりです。

教室では、まず基本的な13色セットを用意し、慣れてきたら色数を増やして表現の幅を広げる、というステップで使用しています。発色の鮮やかさや耐光性の高さから、長期的に作品を楽しみたい方に特におすすめの画材です。

さらに注目すべきはその価格の手頃さ
Amazonでは現在、**13色セットが税込1,055円前後(※2025年11月時点)**と、プロ仕様の高品質アクリル絵の具としては驚くほどリーズナブルです。
これからアクリル画を始めたい方にも、気軽に試せるコストパフォーマンスの高さが魅力です。

アクリル絵の具に関して詳しくは以下の記事にまとめています。


絵画教室ロクでは、名張市を中心に伊賀市・津市・宇陀市からも通いやすく、初心者から経験者まで目的に合わせて学べる環境を整えています。受験対策として基礎からしっかり学びたい方、大人の習い事として絵を楽しみたい方、子どもの情操教育として豊かな感性を育みたい方、それぞれに寄り添った指導を行っています。来週もまた、生徒のみなさんの表現力や想像力が広がる時間をお届けできればと思います。

絵画教室ロク 公式ホームページへのリンク


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