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いま、ここに。
日々の出来事や季節の風景、絵に関する考えなど、さまざまなことを取り上げる講師コラムです。
刺激から生まれた、サカナパズル

絵画教室ロクには、いつも不思議な循環があります。
受講生のひとりが「絵本を描いてみたい」と話しはじめると、
それに刺激を受けて、いつの間にか私自身も絵本を描きはじめている。
そんなふうに、誰かの一言や挑戦が、別の誰かの創作をそっと動かしていきます。
今回の「サカナパズル」も、まさにそんな流れの中から生まれました。
サメや魚のデザインに特化したデザイナーの受講生と、
制作の合間に交わした何気ない会話。
複数の小さなキャンバスに描かれた魚を見て
「それ、パズルになりそうですね」
そんな一言から、ふと頭に浮かんだのが、サカナパズルでした。
難しい計算ができるわけではありません。
ただ「面白そうだから、作ってみよう」と、手を動かしてみたのが始まりです。
ところが、実際に完成させてみると、
これが驚くほど難しい。
正直に言えば、吐きそうになるくらいの難しさでした。
いったいどれくらい難しいのか。
気になってAIに計算してもらったところ、出てきた数字は想像をはるかに超えていました。
約951億通りの中の、たったひとつ
このサカナパズルは、3×3、9枚のピースでできています。
すべて形の違うサカナで、置く場所だけでなく向きも自由です。
- ピースの置き場所の組み合わせ
- ピースの向きの組み合わせ
この2つを同時に考えると、
並べ方は 約951億通り にもなります。
その中で、正解はたったひとつ。
やみくもに並べても、まず当たりません。
よく見て、違和感に気づき、仮説を立てては崩す。
このパズルは、答えよりも「考える時間」そのものが主役です。
実際にやってみると…
試しに、数名の受講生にこのサカナパズルをやってもらいました。
年齢も経験もさまざまです。
結果は予想以上でした。
誰ひとりとして、途中で投げ出さない。
無言になり、手を止め、また並べ直す。
気づけば、全員がすっかり夢中になっていました。
難しいのに、やめられない。
その姿を見て、このパズルには
「考えることそのものを楽しませる力」があるのだと感じました。

いま、商品化を考えています
もともとは、教室の中の思いつきでした。
でも、
・制作のきっかけ
・951億通りという数字のインパクト
・実際に人が夢中になる手応え
それらが少しずつ重なり、
今はこのサカナパズルを 商品として形にできないか と考えています。
自作でいくのか、外注するのか。
それともクラウドファンディングという形が合うのか。
まだ検討段階ですが、
「絵画教室ロクから生まれたパズル」として、
大切に育てていけたらと思っています。
また進展があれば、「絵画日和」でお知らせします。
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今週の絵画教室
今週の絵画教室(2026年1月6日〜1月11日)
新年を迎え、アトリエにも穏やかな時間が戻ってきました。
今週は静かな集中の制作から、体験レッスンまで、幅のある一週間となりました。
活動の様子
1月6日(火)
新年最初の教室。朝は大人の受講生2名が制作に取り組みました。
透明水彩によるリンゴとステンレスジョッキの静物画、色鉛筆によるティースプーンの質感表現と、それぞれ集中した時間が流れました。
夜は体験レッスン。アクリルで描いた雪山は、雲の流れが美しく印象的な作品に。鉛筆デッサンでも形を正確に捉える力が光り、本受講が決まりました。
1月7日(水)
昼は銭湯の入口を描いた透明水彩作品の仕上げ。明暗を整え、作品名「一乃湯」として完成しました。
夕方は小学生が神社の風景をグリッド法で制作。写真をもとに下描きを丁寧に仕上げました。
夜は鉛筆デッサン。テーブルクロスの柔らかな陰影を細やかに観察しながら描写しました。
1月8日(木)
朝はマスカットとテーブルクロスのデッサン。布の質感と光の表情が印象的な一枚に。
昼は紙袋・刷毛・毛糸玉の鉛筆デッサン。毛糸のふかふかした質感から描き進め、刷毛の制作へと入りました。
1月9日(金)
朝はステンレスジョッキとリンゴの鉛筆デッサン。形の比率を意識し、安定した描写ができていました。
昼はミニキャンバスにアクリルで「月夜の海」。にじみやスパッタリングなど、積極的な挑戦が印象的でした。
夕方は中学生が透明水彩に初挑戦。果物とテーブルクロスを丁寧に描き進めました。
夜は3名の制作。静物デッサン、水彩による木の表現、体験参加の年長さんによる魚と電車の制作と、それぞれの集中が光りました。
1月10日(土)
朝は小学生が静物画の着彩工程へ。背景にも意識を向けた丁寧な制作が進みました。
昼は小学生4名のクラス。ジンベイザメ、クラゲ、鳥居、透明水彩のクラゲと、それぞれ異なるテーマに取り組み、個性あふれる作品が生まれました。
夕方は高校生の初デッサンと、社会人の静物デッサン。基礎を確認しながら、落ち着いた制作時間となりました。
1月11日(日)
小学生の体験レッスン。
アクリルで描いた雪山は、絵本のような幻想的な空と透明感のある山が印象的でした。
「形からイメージする」課題では、虎やエイ、鳥などを自由な発想で描き、個性豊かな一枚に仕上がりました。
今週のハイライト
- 新年最初の制作と、静かな集中の時間
- 水彩・鉛筆・アクリル、それぞれの画材への取り組み
- 子どもたちの自由な発想と観察力
- 体験レッスンから生まれた新しいご縁
講師より
一週間を通して、それぞれが自分の課題と丁寧に向き合う姿が印象的でした。
完成だけでなく、試行錯誤する過程そのものが作品に表れています。
新しい年の始まりにふさわしい、静かで実りある時間となりました。
来週からの制作も楽しみです。
今週の受講生の作品
講師のひとこと
今週も、それぞれの作品に、その人ならではの「らしさ」がしっかりと感じられる一週間でした。
年齢や画材、経験は違っても、よく見て、感じて、手を動かした時間が、画面に素直に表れています。
まずは大人の受講生の作品から。
「一乃湯」透明水彩 ■ 大人
面相筆を使い、細部まで薄く丁寧に描写することで、明るく淡い雰囲気がとても魅力的な一枚に仕上がりました。にじみや余白を生かした表現が心地よく、静かな空気感が画面全体に広がっています。
「月夜」アクリル ■ 大人
さまざまな技法に躊躇せず挑戦し、それを作品にしっかりと反映できています。特に雲の表現は、以前よりも形や動きが整理され、夜の空気を感じさせる印象的な仕上がりになりました。
続いて、子どもたちの作品です。
「カクレクマノミ」マット水彩 ■ 年長
体験参加とは思えないほど、2時間たっぷり集中して取り組みました。「もっと描きたかった」という言葉どおり、描きたいものを描きたいように描いた素直さと楽しさが、そのまま画面に表れています。
「クラゲ」透明水彩 ■ 小学生
触手を繊細なタッチで表現し、クラゲの生命感がしっかり伝わる作品になりました。静かな水の中の動きや気配が感じられる、とても丁寧な一枚です。
「クラゲ」マット水彩 ■ 小学生
暗い深海と、ネオンのように明るく光るクラゲの対比が印象的です。思わず見入ってしまうほどの強さがあり、色の選び方も大胆で魅力的な作品に仕上がりました。
「ジンベイザメ②」アクリルガッシュ ■ 小学生
ジンベイザメの細かな柄の描写や、共に泳ぐ熱帯魚が印象に残ります。シンプルな構成の中に細やかな観察が詰まっていて、物語を感じさせる一枚です。
「鳥居」アクリル ■ 小学生
実際に向かいの神社へ取材に行き、その印象をもとに制作しました。画用紙に直接絵の具を置き、刷毛や指で大胆に表現する姿はとても頼もしく、透明感と深みのある重厚な作品に仕上がっています。
今週の作品を通して感じたのは、
「上手に描こう」よりも、「よく見て、感じて、描く」ことの大切さです。
その姿勢が、年齢に関係なく、確かな成長として現れています。
来週もまた、それぞれのペースで、描く時間を積み重ねていきましょう。
画材ノート(Material Note)

デッサンや下描きで出る消しゴムのカス。
教室では、卓上クリーナーを使ってさっと掃除しています。
細かい消しカスまで一気に吸い取れるので、紙を傷めず、制作の集中が途切れにくいのが魅力です。
羽箒や刷毛と違い、ゴム片が残らないのもポイント。
毎回の作業ストレスを減らしたい方には、かなりおすすめのアイテムです。
「スイコム」は、見た目も良く置きっぱなしにできる上に、デッサンの途中でも気軽に使えるため、初心者から学生まで幅広くおすすめできるクリーナーです。
消しカスが取りきれない理由や、
卓上クリーナー・羽箒・刷毛の違いについては、
下記の記事で詳しくまとめています。
絵画教室ロクでは、名張市を中心に伊賀市・津市・宇陀市からも通いやすく、初心者から経験者まで目的に合わせて学べる環境を整えています。受験対策として基礎からしっかり学びたい方、大人の習い事として絵を楽しみたい方、子どもの情操教育として豊かな感性を育みたい方、それぞれに寄り添った指導を行っています。来週もまた、生徒のみなさんの表現力や想像力が広がる時間をお届けできればと思います。
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