教室の金魚と初心者向けコピックチャオ24色紹介|名張市の絵画教室で子どもから大人まで水彩・アクリル・クレパス・デッサン・受験対策|絵画教室ロク通信|絵画日和 vol.046(10/14〜10/25)

絵画教室ロク|教室通信「絵画日和」046|アイキャッチ画像 今週の絵画教室(Weekly Report)
今週の絵画教室(Weekly Report)

いま、ここに。

日々の出来事や季節の風景、絵に関する考えなど、さまざまなことを取り上げる講師コラムです。

皆さまに愛されて3か月|Good morning きんぎょさん

7月11日(土)、津市の夜まつりの金魚すくいでお迎えした金魚は3匹。

絵画教室ロク|金魚三匹の画像

うっすら金色の金魚、
白と赤のコイ柄の金魚、
そして典型的な赤い和金。

最初は100均の小さな金魚鉢で3匹を飼っていた。
しかし1週間ほどで、「うっすら金」と「コイ柄」がお亡くなりになった。
生き残ったのは、一番元気がなかった和金だけだった。

その和金が「きんぎょさん」である。

絵画教室ロク|ボーっとしている金魚の画像

人がいなくなると、ボーっとした感じで動かなくなる。
受講生がいると、勢いよく泳ぎまくる。
夜遅くなると、眠っているのか動かなくなる。
朝、教室に入ると元気いっぱいにお出迎えしてくれる。

一緒に過ごすうちに、少しずつ金魚の感情がわかるようになってきた。

そんな「きんぎょさん」を可愛がっていると、「魚に『可愛い』というのはおかしい」とおっしゃる受講生もおられた。それでも、受講生の皆さまが成長を見守ってくださったおかげで、きんぎょさんはスクスクと育ち、今では倍以上の大きさになった。

絵画教室ロク|土管から出て来る金魚の画像

3か月前は、エアレーションの泡に乗っかって浮上するのを繰り返して遊んでいた「きんぎょさん」。
大きくなって大人になったのか、最近はそんな遊びもしなくなってきた。
少しさみしい気もする。

22時。
真ん丸おめめで分かりにくいが、どうやら眠そうだ。
おやすみなさい。

そして朝。
今日も元気にお迎えしてくれる。

グッドモーニング「きんぎょさん」。
今日も1日よろしく。

絵画教室ロク|朝の金魚の画像

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教室の様子(2026年10月14日〜10月25日)

秋も深まり、教室には栗や柿、洋ナシ、ハロウィンのかぼちゃなど、季節を感じるモチーフが並んだ。今回は完成を迎えた作品が特に多く、一枚を描き上げた充実した表情があちこちで見られた。それぞれが自分のペースで制作に向き合う、穏やかで集中した時間が流れた期間だった。

子ども(幼稚園・小学生)
年長さんは前作の空を濃く描き込んで完成させ、その後は目の前に置いたリンゴやオレンジを観察しながら下描きへ進んだ。テーブルの金魚鉢や壁のカレンダーまで描き込み、影法師の中にモチーフの色が映り込むことにも自分で気づいて表現していた。小学生は静物画を中心に、マット水彩の栗やダンゴムシ、クレパスのリス、アクリルガッシュの父親の絵など多くの作品が完成した。栗のトゲを一本一本描き込んだり、ダンゴムシの脚の節を白く抜いたりと、細部まで丁寧に向き合う姿が印象的だった。アクリルガッシュでは、瓶越しに透けて見える色の変化や、ステンレスの映り込みをよく観察しながら描き進めていた。混色と試し塗りを繰り返すうちに色づくりにも慣れ、無駄なく狙った色を作れるようになってきている。初めての静物画で細やかなハイライトまで描き切った子、1時間半で4作品を描き上げた子など、観察する力と自由な発想、どちらの面でも伸びやかな成長が見られた。

中学生
人物画の練習では、顔の向きや中心軸にずれはあったものの、各パーツの比率は正確に捉えられていた。その後に取り組んでいる五重の塔では、空や富士山を納得のいく表現になるまで何度も塗り重ね、良い仕上がりになってきている。ステンレスジョッキとグラスのデッサンはコントラストをはっきりさせて完成し、次は透明水彩の静物画へ移行した。ほかにも、時間制限を設けたレンガと白布のデッサン、マット水彩で落ち葉や森林を描き込む伊弉諾神社、ポスターカラーの不透明さを生かしたクリスマスツリー、惑星や宇宙を思わせるアクリルの2作品同時進行など、画材も題材もさまざまだった。一人ひとりが自分の課題をはっきり持ち、粘り強く取り組む姿が頼もしい。

高校生
アクリルガッシュでアイスホッケーの作品を描き進めた。ユニフォームの質感を自分でネットで調べながら、布の質感やシワの陰影を描き込んでいった。資料を自ら探して表現に生かす姿勢が身についてきており、作品の説得力が増してきている。

大人
透明水彩ではカナダの風景、トラクター、バラと少女の3作品が完成した。初めての透明水彩の風景画とは思えない湖の映り込み、濃淡にメリハリをつけて背景との対比を際立たせたトラクター、色調のバランスを整えたバラと少女と、それぞれが表現の幅を広げている。クレパスではネコとユリが完成し、ユリの花びらには油絵のようなマチエールが生まれた。アートクレヨンのヒマワリを仕上げた後、指で描くアクリル画で日暮れの海を完成させ、コスモスと月の新作へ進んだ方もいる。鉛筆デッサンでは、YouTubeで予習してきたポイントを実践したミロのヴィーナス、缶コーラのレタリングに苦労しながら観察を重ねたウイスキーボトル、タイヤの楕円の違和感に自ら気づいて修正した車など、自分で考え、気づく力の高まりが感じられた。

受験対策クラス
中学生・高校生ともに、立方体や円柱の形取り練習でウォーミングアップしてから本題に入った。中学生の一人はステンレスケトルとリンゴのデッサンで、歪になったリンゴを一から描き直し、粘り強く向き合って自然な形に仕上げて完成させた。この期間に初受講を迎えた中学生は、1時間の時間制限で手のデッサンに挑戦し、構図をあれこれ考えながらよく観察して描き進めた。2点透視法で形を取る練習や、1時間制限のレンガのデッサンにも取り組み、限られた時間の中で形を捉える力を着実に積み上げている。

体験レッスン
高校生の方が体験レッスンに来てくださった。アクリルのウェットオンウェット技法では、幻想的な雪山の表現に仕上がった。その後は円柱と立方体の石膏デッサンに挑戦し、パースや比率といった課題はありつつも、よく観察しながら比較的正確に描き進めていた。またいつかお会いできることを楽しみにしている。

今週のハイライト
・完成作品が多数。透明水彩の風景、クレパスのネコやユリ、マット水彩の栗やダンゴムシなど、幅広い画材で一枚を描き切る達成感があふれた
・年長さんが影法師にモチーフの色が映り込むことに自分で気づき、表現した
・初めての静物画で、細やかなハイライトまで描き込んだ完成度の高い作品が生まれた
・タイヤの楕円の違和感やリンゴの歪みなど、自分で気づいて描き直す姿が年代を問わず見られた
・受験対策クラスに新たな仲間が加わり、時間制限を設けたデッサンに挑戦した

講師より
今回は完成を迎えた作品が多く、一枚を描き切った後の皆さんの表情がとても印象に残った。何より嬉しかったのは、「ここが違う気がする」と自分で気づき、手を止めて考え、描き直す姿が多く見られたことだ。その気づきこそが、上手さ以上に大切な成長の証だと思う。秋の深まりとともに、これからもそれぞれのペースで、納得のいく一枚を一緒に目指していきたい。

受講生の作品

講師のひとこと

今週は、完成を迎えた作品がとても多い1週間でした。
栗やダンゴムシといった身近なモチーフから、名画に寄り添った作品、宇宙を感じさせる幻想的な作品まで、テーマも画材も本当にさまざまです。
一枚一枚に、描いた人の「好き」や「こだわり」がしっかり表れていて、見ていてとても楽しい作品が並びました。

作品No.0562『カナダの風景』は、カナダの山と湖の風景をモチーフに透明水彩で描いた作品です。
木々や岩肌が細かなタッチで丁寧に描き込まれ、湖に映り込む山々がとても美しく表現されています。
初めての透明水彩による風景画とは思えない、完成度の高い一枚に仕上がりました。

作品No.0563『栗』は、栗をモチーフにマット水彩で描いた作品です。
画面いっぱいに大きく栗を捉えた構図が、まず目を引きます。
トゲの一本一本まで丁寧に描き込まれていて、秋の味覚の存在感がしっかり伝わってきます。

作品No.0564『ひまわり』は、ヒマワリをモチーフにアートクレヨンで描いた作品です。
花びらの陰影を丁寧に整えたことで、明るい部分と陰の部分の対比が美しく表れています。
夏の日差しを感じさせる、生き生きとしたヒマワリです。

作品No.0565『海』は、日暮れの海をモチーフにアクリル絵の具で描いた作品です。
キャンバスボードに指で描いたタッチが、絵の具ならではの厚みと深みを生み出しています。
竹串で描き入れた星と波がアクセントになり、静かで美しい夕暮れの海が広がっています。

作品No.0566『夜』は、コスモスと月をモチーフにアクリル絵の具で描いた作品です。
指で塗り進めた背景に、エメラルドに輝く月が浮かび、どこか浮世絵を思わせる構図が印象的です。
幻想的な夜の空気に包まれた一枚になりました。

作品No.0567『ネコ』は、猫をモチーフにクレパスで描いた作品です。
毛並みや陰影、ガラスの表現など、細かな描写が丁寧に重ねられています。
猫の存在感と表情がとても豊かで、思わず見入ってしまう素敵な一枚です。

作品No.0568『鉛筆デッサン①』は、手をモチーフに鉛筆で描いた作品です。
初受講の日に、1時間という時間制限の中で取り組みました。
どんな構図にするかをあれこれ考えながら、手の形をよく観察して描き進めた、意欲あふれるデッサンです。

作品No.0569『鉛筆デッサン②』は、ステンレスケトルとリンゴをモチーフに鉛筆で描いた作品です。
途中でリンゴの形を一から描き直し、粘り強く向き合いました。
その結果、自然な形のリンゴに仕上がり、ケトルとの組み合わせも落ち着いた画面になっています。

作品No.0570『リス』は、切り株の上のリスをモチーフにクレパスで描いた作品です。
暗い色の切り株と、明るい色のリスとの対比がとてもいい感じに表れています。
リスがぱっと目に飛び込んでくる、メリハリのある一枚です。

作品No.0571『静物画』は、青りんご・洋ナシ・オレンジ・花をモチーフにアクリルガッシュで描いた作品です。
最後に机に落ちる影法師を加えたことで、モチーフがしっかりと机の上に置かれているように見えます。
構図のまとまりと、それぞれの質感の描き分けが素敵な作品です。

作品No.0572『静物画』は、ステンレスジョッキと花をモチーフにアクリルガッシュで描いた作品です。
ステンレスの映り込みに深みがあり、その中で鮮やかな花が美しく映えています。
金属の硬さと花のやわらかさの対比が魅力的な一枚です。

作品No.0573『静物画』は、洋ナシと緑の瓶をモチーフにアクリルガッシュで描いた作品です。
同じ日に何作品も描き進めた、驚きの制作スピードの中で生まれた一枚です。
瓶の緑と洋ナシの色合いが、心地よい調和を見せています。

作品No.0574『鉛筆デッサン②』は、ステンレスジョッキとグラスをモチーフに鉛筆で描いた作品です。
コントラストをはっきりさせたことで、画面が一気に引き締まりました。
ステンレスとガラス、それぞれの質感がよく描き分けられたデッサンです。

作品No.0575『静物画』は、洋ナシ・リンゴ・柿をモチーフにマット水彩で描いた作品です。
ドライブラシなど初めての塗り方にも挑戦しながら、陰影と質感を丁寧に表現しています。
新しい技法をしっかり自分のものにした、秋らしい静物画です。

作品No.0576『行く道』は、ヒマワリと女の子をモチーフに油性色鉛筆で描いた作品です。
ヒマワリの茎や道、草原が丁寧に描き込まれ、空もただ塗るのではなく、風の流れを感じさせる表現になっています。
タイトルのとおり、これから歩んでいく道を思わせる、見どころの多い作品です。

作品No.0577『静物画』は、ユリをモチーフにクレパスで描いた作品です。
花びらには油絵のような厚みのある質感が生まれ、葉は重ね塗りによって深みのある色合いになっています。
青いガラスピンの色もよく観察されていて、全体に上品な仕上がりです。

作品No.0578『秋のバラが咲いたわ』は、バラと「真珠の耳飾りの少女」をモチーフに透明水彩で描いた作品です。
バラと少女が向き合うような構図がとても印象的です。
バラの明るさに合わせて少女の色調も整えられ、画面全体にやわらかな統一感が生まれています。

作品No.0579『父』は、お父さんをモチーフにアクリルガッシュで描いた作品です。
光の当たる部分と影の部分をよく観察し、顔の明暗がしっかりと表現されています。
絵画として見ごたえのある、温かな気持ちが伝わってくる一枚です。

作品No.0580『ダンゴムシ』は、ダンゴムシをモチーフにマット水彩で描いた作品です。
グレー1色で描かれていますが、脚の節を白く抜くなど細部まで丁寧に描写されています。
最後に入れた影法師で立体感も増し、1色だからこそ観察の深さが光る作品になりました。

作品No.0581『海に浮かぶ魚(?)』は、鬼の人形をモチーフにアクリルガッシュで描いた作品です。
モチーフから想像がふくらんでいく、ユニークなタイトルが魅力的です。
見る人も思わず「何に見えるかな」と想像したくなる、楽しい一枚です。

作品No.0582『ガラス』は、クノップグラスとカットレモンをモチーフにクレパスで描いた作品です。
目の前のモチーフに、ロウソクや瓶を想像で付け足しています。
観察と想像が自然に混ざり合い、まるで絵本の一場面のような雰囲気に仕上がりました。

作品No.0583『浮き球』は、ガラスの浮き球をモチーフにクレパスで描いた作品です。
丸いガラスの形や透明感に向き合った作品です。
今週もたくさんの作品を描き上げた、意欲あふれる制作の一枚です。

作品No.0584『ベテルギウス』は、惑星と女の子をモチーフにアクリル絵の具で描いた作品です。
抽象画に近い描写で、惑星や宇宙の広がりを感じさせる幻想的な仕上がりになっています。
星の名前をタイトルにした、自分だけの宇宙の世界が広がる作品です。

作品No.0585『あかりとネコ』は、ネコとお家をモチーフに油性色鉛筆で描いた作品です。
空を濃く描き込んだことで、お家のあかりとネコがやさしく浮かび上がっています。
見ているとほっと心が温まる、優しさの伝わる一枚です。

今週は、完成までじっくり向き合った作品と、驚くほどのスピードで次々と生まれた作品、その両方に出会うことができました。
描き直したり、想像を付け足したり、新しい塗り方に挑戦したりと、それぞれの作品の中に小さな挑戦がたくさん詰まっています。
上手さだけでなく、「自分はこう描きたい」という思いが画面から伝わってくることが、何より嬉しく感じます。
これからも、一枚一枚を楽しみながら、自分らしい表現を見つけていってください。

画材ノート(Material Note)

今回ご紹介するのは「コピックチャオ スタート24色セット」です。

コピックチャオ24色の画像|絵画教室ロク

コピックは、イラストやマンガ、デザインなどで幅広く使われている日本製のアルコールマーカーです。乾きが早いので色を重ねたり、2つの色をなじませてグラデーションを作ったりする表現に向いています。教室でも、コピックを持ってイラストを描いている小学生の受講生が複数います。

コピックには種類がいくつかありますが、チャオは手に取りやすい価格のエントリーモデルです。それでいて、描き心地や色味の品質は上位モデルのスケッチと同じです。キャップは誤飲対策の安全キャップ構造になっているので、お子さまの最初の1セットにも選びやすいと思います。

このスタート24色セットは、12色セットに12色を加えたものです。12色セットには入っていない緑系や黄緑、濃いめの青や紫も入っているので、明るい色から暗い色まで幅が出ます。同じ青でも濃さの違う色が入っていて、グラデーションの練習にもぴったりです。公式ガイドブック『24色でできる!はじめてのコピック背景』の内容とも連動しているので、人物だけでなく背景まで塗ってみたい方にもおすすめです。

「どの色をそろえればいいか分からない」という方こそ、まずはセットから始めてみてください。描いているうちに「この色がほしい」と感じた色を、1本ずつ買い足していけば大丈夫です。インクの補充やペン先の交換もできるので、長く付き合える画材です。

コピックの種類の違いや、ほかのセットとの比べ方、合う紙などについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
(記事タイトル:コピックの種類と選び方|スケッチ・チャオ・クラシックの違いと初心者におすすめのセット【アルコールマーカー入門】)

▼商品はこちら
Too コピック チャオ スタート 24色セット 多色 イラストマーカー マーカー マーカーペン


絵画教室ロクでは、名張市を中心に伊賀市・津市・宇陀市からも通いやすく、初心者から経験者まで目的に合わせて学べる環境を整えています。受験対策として基礎からしっかり学びたい方、大人の習い事として絵を楽しみたい方、子どもの情操教育として豊かな感性を育みたい方、それぞれに寄り添った指導を行っています。来週もまた、生徒のみなさんの表現力や想像力が広がる時間をお届けできればと思います。

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