まっち絵の具という選択肢 ― 絵画教室ロクの画材の考え方

マッチ絵の具|絵画教室ロク投稿記事|アイキャッチ画像 画材 (Art Materials)
画材 (Art Materials)
まっち絵の具|ブライトカラー画像

絵画教室ロクでは、
「どの画材を使うか」以上に、
**「どんな基準で画材を選ぶか」**を大切にしています。

特に小さなお子さまが使う画材については、
描きやすさだけでなく、
身体や環境への影響、そして表現の幅まで含めて考えます。

そうした視点から調べ、検討している画材の一つが
**「まっち絵の具」**です。


安全性を前提に考える

まっち絵の具は、

  • 有機リン
  • フェノール
  • 化学溶剤
  • 有毒重金属
  • 界面活性剤

といった有害化学物質を一切使用していない水彩絵の具です。

絵の具だけでなく、
容器やパッケージに至るまで、
身体や環境への配慮を前提に作られている点は、
子ども向けの画材を考えるうえで大きな要素だと感じています。

無臭であることも、
教室という空間を考えると重要なポイントです。


絵の具の「中身」への技術的なこだわり

まっち絵の具の特徴として注目しているのが、
顔料と結合剤の構造です。

結合剤には、
食品や医薬品にも使われる精製された
西アフリカ産の天然アラビアゴムが使われています。

安全性が高いだけでなく、
防腐性と定着力にも優れているため、
余計な添加物に頼らず品質を保てる仕組みになっています。

さらに、
顔料は独自技術によって
**粒子の大きさと形状を揃えた超微粒子(約1ミクロン)**に調整されています。

この粒子構造により、

  • 光の乱反射が起きにくい
  • 発色が非常に鮮やか
  • 混色しても濁りにくい

といった特性が生まれます。


「色」よりも「明るさ」を大切にするという考え方

絵画教室ロクでは、
色味そのものよりも、
まず明るさ(明度)を合わせることを重視しています。

これは色彩理論でも基本とされている考え方で、

  • 明るさが合っていれば、色味が多少違っても成立しやすい
  • 明るさが合っていないと、色が合っていても違和感が出やすい

という特徴があります。

顔料が均一で、
濃度調整がしやすい絵の具は、
この「明るさを見ながら色を選ぶ」作業に向いています。

まっち絵の具は、
仕様や構造を見る限り、
この考え方と相性の良い絵の具だと感じています。


シリーズ構成から見る使い分けの考え方

まっち絵の具には、用途や段階に応じた複数のシリーズがあります。

マッチベイシックカラー

  • 顔料含有率は一般的な絵の具の約3倍
  • 圧倒的な透明感と彩度
  • 3色混色でも彩度がほとんど落ちない

少ない色数で色を作りたい方、混色を学びたい方に最適です。


マッチブライトカラー

  • 中間色が豊富で初心者にも使いやすい
  • 彩度はベイシックよりやや控えめ
  • 顔料濃度は一般的な絵の具と同程度

混色に不慣れな方や、すぐ描き始めたい方に向いています。
教室では「迷わず描ける」シリーズとして活躍しています。


マッチレインボーカラー

  • ややマットな色合い
  • ホワイトを混ぜることで不透明寄りにも調整可能

落ち着いた表現や、やわらかい色調を好む方におすすめです。


マッチカラー

  • 明るい中間色を豊富に収録
  • 幼児・小学校低学年でもすぐ使える配色

色選びで迷わせたくない年代に適したシリーズです。


マッチポスターカラー&ガッシュ

  • ガッシュの堅牢さ
  • ポスターカラーの鮮やかさ

を併せ持つ、新しい不透明水彩。

透明水彩とは異なり、
乾燥後は完全に下の色を隠しますが、
使用している顔料は水彩シリーズと同じ超微粒子顔料のため、
混色しても彩度が落ちにくいという特徴は共通しています。


それぞれが明確な目的を持って設計されている点も、
画材として興味深い部分です。


「今使っている」ではなく、「どう選ぶか」

現時点では、
絵画教室ロクとして正式に導入しているわけではありません。

ですが、

  • 安全性
  • 顔料技術
  • 明るさ(明度)を扱いやすい構造
  • 年齢や段階に応じたシリーズ展開

これらの点から、
選択肢として十分に検討する価値のある絵の具だと考えています。

画材は、
「良い・悪い」で決めるものではなく、
考え方や目的に合うかどうかが大切です。


まとめ

まっち絵の具は、

  • 身体と環境への配慮
  • 1ミクロンの超微粒子顔料という技術
  • 混色しても濁りにくい設計
  • 明るさを基準に色を考えやすい構造

といった点で、
絵画教室ロクの画材選びの考え方と重なる部分が多い絵の具です。

これからも、
実際の使用や検討を重ねながら、
教室にとって最適な形を探していきたいと思っています。

マッチ絵の具|ブライトカラー画像

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